TREASURE DIARY
UPGRADE YOUR LIFE
医学部生の日常

初めてづくしの台湾。

留年が回避できそうな娘は、予定通り今朝から台湾に旅行に出かけました。

予備校時代のお友達、Rちゃんとふたり旅です。

Rちゃんは私立医科大御三家の一つに通う、とても優秀な頑張り屋さん。

娘のインスタで時々見かけますが、朗らかな笑顔がとても可愛らしいお嬢さんです。

娘は、海外には家族や友人家族と、また母娘ふたりで何度か行ったことがありますが、お友達だけと行くのは今回が初めてです。

今まで全部私がアレンジしていましたから、娘はただついてくるだけ、前もって考えるのは自分が着るお洋服のことぐらいでした。

今回は娘も二十歳を過ぎたことですし、頼りになるRちゃんと一緒ですから、一切口を挟まず二人に任せてみようと思いました。

娘「ツアーを申し込むことにしたよ。」

(そうね、初めてだからツアーが安心かもね)

私「ふーん。そうなんだ。どこで?」

娘「エイチ・アイ・エス」

(ほう・・・ママならそこは選ばないけども、まあ学生だしなんとなく身近に感じ

たのかな?)

私「あら〜。もう決めたんだね。ホテルはなんて言うところ?」

娘「えっとね、まだわかんない。」

(は?分かんないのに決めたの?)

私「へえ〜。もう決めちゃったんだもんね。で、エアーは?」

娘「う〜んとね、まだ決まってない。」

(はああああああ?????何にも分からないのに申し込むんかい?)

私「あはは。でも二人で相談してそれにしようって決めちゃったんだもんね。そうな

んだ。ふ〜ん。」

娘「なんかダメだった?」

(口を挟まないって決めたんだ。我慢がまん。)

私「いや、ママならそもそもそこの旅行会社は使わないし、ホテルもエアーも

決まってないようなツアーは選ばないけども、二人で決めたんだから良いん

じゃないかな?」

(あ、思ってること全部言ってしまった)

娘「全然良いって思ってないじゃん。」

たいへん機嫌が悪くなってしまいました笑

この時期、学年末試験の直前で忙しく(結果一つ落としてますし)、一度申し込んだものをキャンセルしてまた新しいものを探す時間は無かったので

「良いよ良いよ、きっと大丈夫、値段も安いし、まあ色々あってもそれも経験と

思えば良いのだろうし、うん平気平気。」

と全然平気じゃない感満載な返事をして、そのままにさせました。

パスポートの更新、両替、Wi-Fiレンタル、一度やったことがあればなんと言うこともない作業ですが、娘にとってはどれも未知との遭遇くらいにドキドキすることだったようです。区役所やパスポートセンター、銀行の窓口に出向いてのアナログな手続きは、ネット世代の娘にとってはようやく訪れた良い社会勉強になったのではないでしょうか?

そんなこんなで準備を済ませ、その後はがっつり再試と総試の勉強で、完全に引きこもって生活していた娘。

それは総試の前日、台湾出発の三日前のことでした。

ふと気になって

私「あなた、成田までどうやって行くの?」

娘「あ!!!バスの予約忘れてた!!!!」

私「はあああああ〜〜〜〜〜〜〜????」

娘「ママお願い!予約して!!!」

私「え〜〜〜〜〜〜〜????」

仕方ないです。

総試の前日ですもん。

そんなことやってる場合じゃないもんね。

何も手出し口出ししないと決めていたけど、やっぱり無理でした。

急いでネットでリムジンバスを予約しようと思ったら、朝6時台に成田に着く便が近所からは出ていなくて、急遽新宿発の成田エクスプレスを予約しました。

私「リムジン取れなかったから、成田エクスプレス取ったよ。」

娘「わ〜ん、ママありがとう。

で、どこのホテルから出るやつ?」

私「は!?

成田エクスプレスですから!

JRですから!!

電車ですから〜〜!!!」

世間知らずもここまでくると危険です。

子供には、小さいうちから色々経験させましょう(自戒)

 

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