TREASURE DIARY
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日常

母の様子。

昨日は私の実家と、母が入院している病院に行っていました。

母は昨年の始めに卵巣癌による子宮・卵巣の摘出手術を受け、その後5回の抗がん剤治療をしました。

抗がん剤治療は想像を絶するほどの辛さで、特に初回の抗がん剤を受けた時はあまりの副作用に身体機能が著しく低下して、再入院をしなければならないほどでした。

必要な治療と分かっていても、その間の母の姿を見ているのは本当に辛かった。

今は全ての治療を終え、全て抜けてしまった髪も生え揃い(病気の前は髪染めをしていた母ですが、今は艶やかな白髪で、それはそれで可愛らしい)

通常の生活が出来るようになっていましたが、少し前から

「動くと息苦しい。

ウォーキングもちょっと歩くと苦しくなってしまうから

できなくなっちゃった。」

と訴えるようになりました。

今月の7日に手術をした病院の心臓外科で検査をしていただいたところ、心臓弁膜症と診断され、あまり状態が良くないので即手術が必要とのことで、10日に入院することになりました。

入院の時はいつも私が付き添っていました。

でも今回は10日に息子の大学の発表があり、確実な入学手続きが必要です。

入院から3〜4日は検査だけの予定とのことだったので、母と相談して、入院手続きは父と頑張ってもらうことにしました。

前回の入院の際も、父は毎日一人で母のお見舞いに通っていましたし、父自身もそこで前立腺癌の手術を受けていますから、そんなに心配することもありません。

会社も今は弟が継いでいますし、顧問とかいう肩書きだけで時間に余裕がありますしね。

3月10日、入院の日。

息子の合格を病院に入った母に電話で告げると

「〇〇ちゃんも頑張ったから、私も頑張るね。

元気が出てきたよ!」

と泣きながら喜んでくれました。

翌11日も私は諸々の手続きと、主人のクリニックの手伝いがあり病院には行けなかったので、ようやく昨日になって母の顔を見ることができました。

とは言え、今は新型コロナウイルスの影響で、基本的に面会は不可。家族であっても会うことはできません。

何か必要なものを渡す時は、病棟入り口の自動ドアのところでササッと手渡ししてくださいと言われました。

本当にこのコロナには、恨み言の一つや二つでは足りませんw

こんな状況ですが母は肝が据わっている人なので

「大丈夫よ〜〜〜。

もうやるしかないんだから。

〇〇ちゃんが勇気をくれたから頑張れるよ。」

と笑顔を見せてくれました。

母がいないと父一人になってしまうので、昨日は実家で食事のことなど様々な手配をしました。

父もとてもポジティブな人ですし、生活に関しての欲や、難しいこだわりなどが無い人なので、そういった面でとても助かります。

前回の母の入院の時に洗濯機の使い方を覚えたので、私が行った時にはベランダにきちんと洗濯物が干してありました。

偉いよ、お父さん。

まだ手術の日にちは確定していませんが、母ならきっと乗り越えてくれるはず。

家族一丸となって向かっていこうと思います。

 

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